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結だより

「結」には、「はなれているものをつなぎとめる」という意味があります。どうか人と人をつなぐための小さくても豊かな場所・力になれますように。

春の旅

三月になるとなぜか、神戸に行きたくなり、というわけで行ってきました。
神戸には「みつきちゃん」という大学時代の陸上部の後輩がいて、今まで神戸の街を案内してもらったりジャズの流れるおしゃれな店に連れて行ってもらったり。

今回は、
数年前から山登りを始めたみつきちゃん。
「先輩一緒に六甲山をあるきましょう、いいコースがあるんですよ」
ということで六甲山の縦走(ウオーキング)に挑戦することになりました。
当日はあいにくの雨、小雨決行。
「頂上はまだあー。頂上はまだあー」と声を出して気合いを入れながらの山登りとなりました。
「キャノンボール」という大会があったようで次から次へと山を下りてくる若者たちに会い、
「こんにちはー」「気をつけてー」「ありがとう」と交わす言葉に気持ちがすかっとしました。
「山の好きな人に悪い人はいないよね」の言葉にみつきちゃん
「そうともいえないようですよ・・・」  「まあね」
雨のおかげ?で、予定の半分のコースとなりロープウエイ・ケーブルカーで下りてきました。
みつきちゃんありがとう。またよろしくね。

次の日は、岡山からちょっと足を伸ばし、「高梁」という城下町へ。「天空の城」とかいって、備中松山城が最近は有名になりつつあるようですが、「天空」を見るには時期や時間があるようで今回は望めませんでした。
町は4月初めに行われる「雛まつり」の準備が進められ、通りに面した家々には見事に雛人形が飾られていました。肉屋さんの店先にも美しく飾ってあるのでびっくり。それぞれ工夫されて飽きさせませんね。
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そして「カタクリの里」へ。
斜面一帯に薄紫のカタクリの花が群生していました。70年かけて育てつくられたということ、見事でした。
オーナーの手作りのピザ焼き釜、奥様の手作りのピザ。味は最高でした。
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いい出逢いがありました。
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知って・知らせて

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 通勤途中にあるこのこぶしの花は、毎年春休み前から新学期にかけて咲いている花。気分が一新し、揚揚の時毎朝、眺めながら登校しました。はなびらの白さが青い空に映えます。(散ったときは、まるでチリガミをすてたよう・・・と言われたりしますが、まあ、確かに)

先週は、「東京大空襲・戦災資料センター」をたずねたり、駅での宣伝行動に参加したり。

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本物の墨塗りの教科書を見ましたが、それまで「良しとしたものが悪し」となった時の教師たちの思いが伝わってくるようです。

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柏駅での、署名・シール投票活動

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歌入りでやりましたので、何をしているんだろうと興味を示す人は多かったようです。「集団的自衛権反対」といって署名してくれるのはやはり年輩の人が多かったですが、若い中・高生たちも知った先生の顔を見つけては寄ってきてくれました。


一年はあっという間に

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初めてこの花を見ました。写真では分かりませんが黄色い花弁がぴかぴか、ぴかぴか光っているのです。先日下北沢の花屋にあってそのつややかさに驚きました。姫リュウキンカ、どこ産でしょうね。寒さに強いようです。

私の今年度の仕事は、16日で終了しました。「新採指導」という仕事ですが、思えば、新採さんにとっては至れりつくせり?の仕事ともいえるでしょうか。またはやりにくい?・・・私が新採のときはそんな先生はいなかったわけで、同学年の先生や先輩の先生に一から教えてもらったり助けてもらったりでした。子どもたちが何人か家に帰ってしまったなんてこともありましたが、後から親の方が謝りに来たりして。お母さん達にもたくさん助けてもらいました。思い切った自由な実践もできました。
 
今は、周りの目も厳しくそうはいかないですね。
「指導」というより、一緒に考え、先輩として知っていること・学んできたことを伝えるというスタンスで臨みたいという気持ちでしたが、どうだったのでしょうか。本当は自分で考え実践し、そして失敗してもそれが財産になると思うのですが。(そんな大らかさがなかなか認めてもらいにくい時ですね。)

でもこれだけははっきり言えますね。
子どもと関わる仕事は素晴らしい。やりがいのある仕事です。
苦しいこともある。辛いこともある。眠れないこともある。でもそれを超えるだけの喜びがある。
そんなことを感じられる先生になってほしいですね。

卒業

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うららかな春の日射しに校庭の桜もほころび始めました。

本日は卒業式
以前担任したこどもたちが卒業ということで、前任校の式に参加させていただきました。

壇上での子どもたち一人一人の呼び掛けや決意には、将来の夢が語られました。

世界で活躍する人になる・人を笑顔にさせる仕事をしたい・人を助ける仕事をしたい・・・などどの言葉も夢があふれていいですね。
子どもたちの夢が実現できる世の中であってほしい。

校長先生の式辞の中には心に残る話がありました。

  小学校の初代校長は、退職まで坊主頭で過ごしました。
  それはなぜかと言うと、「教え子を戦場に送ってしまった」
  その悔いから、戦後、戦争を忘れないために坊主頭になったのでした・・・


「頭を丸める」という言葉がありますが、戦後教師たちは、それぞれの反省や悔いを持ってスタートしているのですね。
「教え子を再び戦場に送るな」の言葉は先生たちの思いが凝縮されています。

同席した元同僚の先輩先生の「戦争・平和の話をどんどん伝えていかないと」という言葉に、やることはたくさんあるなと思わされました。

長い一日

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昨日土曜日は、多忙な一日。
といっても「ねばならない」ものはなかったので、疲れはなく、あるのは筋肉痛。
朝ヨガインストラクターのサユリさんは、他市でヨガ教室を2つも持つようになり、インストラクターとしての実力を着々とつけています。さわやかスマイル、一人一人に応じた声かけは人気が出ますよね。結が出発点というのが嬉しいです。

午後はデーンと紀美子さんの「えいごで遊ぼう」
豊富な手作り教具に感激

それが終わると続いて、「麦の会」のはじまり。今西祐行さんの「すみれ島」を読み合い練習しました。
この話は小学校の子どもたち、先生と若き特攻隊の兵士とのふれあい・戦争への怒りを表しているとおもいますが、大切にしたい一作品です。

会がおわるとすぐ、下北沢に向かい、年度最後のやろう会に参加。
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 植田さんの講義は「へーそうなの」の連続でおもしろい。ちょっと脱線したところでは、江戸時代の女性は、明治時代の女性より(裏の部分で?)地位が高かった・・・なんてそういう話も聞いてみたいものです。
長い一日でした。

心にとどめる

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匂い椿に続いて、侘び助の花が咲き始めました。「侘び助」とは風情のあるいい名前です。この名前を考えた人は「心深き人」という感じがします。数年前大島の港で買い求めました。一輪二輪咲く時は侘び助という名前がぴったりでしたが、今では大きく堂々としてたくさん花をつける様は、侘び助という名前が似合わない気がします。でも「侘び助は侘び助」

3.11は町の方でも鎮魂のセレモニーが行われました。

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キャンドルナイト、「奇跡の一本松」の紙芝居などの催し

「あの日を忘れない」「風化させない」など言うことは簡単ですが、できることで続けていくこと、でしょうか。

震災のあった年の9月職場の友人たちと東北松島の知人を訪ねました。
6か月過ぎたとはいえ、船が陸地の奥にたくさん打ちあげられていたり、海岸沿いの土地にはすべてなにも無くなっていたり、目にするもの、聞くもの、知人の方の案内に言葉がありませんでした。
また訪ねることを約束して別れたのですが、4年たってしまいました。

3月10日に


今日3月10日は「東京大空襲」のあった日
早乙女勝元さんや海老名香葉子さんたちにより「悲惨さ、凄さ」が伝えられています。
朝ドラ「マッサン」では、一馬は戦死しました。かけがえのない息子は小さな白木の箱に入ってもどってきました。
家族6人をいっぺんに失うということが、子どもがいなくなるということが、どういう状況になるのか想像しようにも実際にはなかなか頭がめぐりません。だからこそ「見る・読む・聞く・考える」が大切ですね。

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朝のウオーキングの時、慰霊碑(忠魂碑とあります)を見つけました。
まったく今まで気が付かなかったのです。私が通った小学校や中学校のすぐ近くに建てられていて毎日その前を通っていたのにちゃんと見たこともなかったのです。大きな大きな石碑なのに、関心がないとこうなのですね。
碑の後ろを見るとかろうじて読める文字で、日清戦争から太平洋戦争までにおいて二百八十あまりの人が戦死したことが書かれていました。小さな町なのにたくさんの若者が死んだのです。父親や母親・恋人たちの涙がたくさん流れたのでしょうね。

心しなければ。

国際女性デー

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今日3月8日は国際女性デー。
元は1904年、アメリカで女性の参政権を求めて起こしたデモ運動が始まり。
イタリアで特徴的なのは、女性の日の象徴としてミモザの花が贈られるということ。
ミモザの花は1946年3月8日女性政治家たちにシンボルとして使われたのだそうです。

虎ノ門での中央大会に参加しての帰り、上野駅構内の花屋さんに売られているミモザを見つけました。

看板には「女性に感謝を表す日」と書かれていましたが、歴史的なことも知られるようになるといいですね。
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部屋に飾ると周りがパッと明るくなりますね。

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中央大会の講演者は浜矩子さん
タイトルは「幸せになるための経済学  -反アベノミクスのすすめ」
経済とは人を幸せにするためにあるのです。

「アホノミクス」を蹴散らかしながら向こう側に行くために
3つの道具をもつこと
  耳(傾ける耳)   目(涙する目)   手(さしのべる手)
キーワードは共感  
人の痛みを自分の痛みとして感じられること
成熟した大人の感性をもつこと

蹴散らかすという言葉に胸がスカッとしましたが、心底スカッとするのは、蹴散らかしてからでしょう。

藪原検校

雪割り草
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ようやく咲き始めました。長い間つぼみのままでじっとしていましたが、「雪割り草」とは、いい名前を付けてもらったものです。野生として咲いていた時、雪の中から紅色の可憐な花をのぞかせていたのでしょうか。花の色は、薄紅や紫、白などいくつかありますが、まず名前にひかれますね。この花を見つけた人の驚きや嬉しさがちょっと分かるような気がします。

 三軒茶屋まで行って「藪原検校」という芝居を観ました。
井上ひさし作・栗山民也演出・野村萬斎主演   
これは観なければ、と中身は二の次。でした。
「藪原検校」の読み方も分からずに。「やぶはらけんぎょう」と読むのですね。
「検校」とは盲人に与えられた最高級の官名で、朝廷の時代から明治4年まで続いたという制度。
盲人に位があったというのが驚きです。「座頭市」の座頭は位なのです。

「来世は目明きに生まれてくるぜ。そうしておっかさんの顔をしみじみと拝ませてもらわあ。」
という言葉が残ります。
さすがこまつ座井上ひさし、ことば遊び的な要素もふんだんに盛り込まれ、迫力あふれる芝居でした。
栗山民也さんはもっとも好きな演出家です。「人間の本質」に迫りどの芝居にもベースには優しさが描かれているように感じます。
そして今を生きる者へのメッセージも。